
避妊の失敗や望まない性行為のあとに用いられる緊急避妊薬(アフターピル)は、服用までの時間が短いほど避妊率が高くなるとされています。
アフターピルの値段は薬の種類や購入方法によって異なりますが、日本では7,000円前後〜20,000円程度が相場とされています。
2026年2月2日からは、条件付きでアフターピルを薬局(ドラッグストア・調剤薬局)で購入できる制度も始まり、以前より入手方法の選択肢が広がりました。
アフターピルの値段相場は?
アフターピルの値段は、薬の種類や購入方法(薬局・産婦人科・オンライン診療)によって異なります。
日本で処方される主な緊急避妊薬の値段相場は次の通りです。
| 種類 | ノルレボ(日本製) | ノルレボ(海外製) | マドンナ | プラノバール | エラ |
|---|---|---|---|---|---|
| レボノルゲストレル法 | レボノルゲストレル法 | レボノルゲストレル法 | ヤッペ法 | - | |
| 有効成分 | レボノルゲストレル1.5mg | レボノルゲストレル0.75mg | レボノルゲストレル1.5mg | エチニルエストラジオール ノルゲストレル |
ウリプリスタル酢酸エステル30mg |
| 性交渉後の服用のタイミング | 72時間以内 | 72時間以内 | 72時間以内 | 72時間以内 | 120時間以内 |
| 避妊成功率 | 約97% | 約97% | 約97% | 約80% | 約98.9% |
| 薬局での購入 | 7,480円前後 | なし | なし | なし | なし |
| 来院診療での処方の値段 | 9,000円前後〜 | 7,000円前後〜 | – | 6,000円前後〜 | – |
| オンライン処方の値段 | 9,000円前後〜 | 7,000円前後〜 | 9,000円前後〜 | 6,000円前後〜 | 12,000円前後〜 |
来院診療とオンラインではほとんど金額に差は見られません。
性交後72時間以内の服用 ノルレボ(レボノルゲストレル)日本製

| アフターピル | ノルレボ(日本製) |
| 有効成分 | レボノルゲストレル1.5mg |
| 性交渉後の服用のタイミング | 72時間以内 |
| 避妊成功率 | 約97% |
| 処方先 | 対面診療・オンライン診療・薬局(一部) |
| 値段相場 | 7,480円〜9,000円前後 |
ノルレボは日本で正式に承認されたレボノルゲストレル法の緊急避妊薬です。性交後72時間以内に1錠服用するだけで、約97%の避妊成功率が期待できます。2026年2月からは条件付きで一部の薬局でも購入可能になり、以前より入手しやすくなりました。
参考:要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧

| アフターピル | ノルレボ(海外製) |
| 有効成分 | レボノルゲストレル |
| 性交渉後の服用のタイミング | 72時間以内 |
| 避妊成功率 | 約97% |
| 処方先 | 対面診療(一部)・オンライン診療 |
| 値段相場 | 7,000円前後〜 |
海外製のノルレボは、日本製と同じレボノルゲストレルを有効成分とする緊急避妊薬です。性交後72時間以内に服用することで約97%の避妊成功率が期待できます。日本製より価格が抑えられているケースが多い一方、国内未承認のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
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性交後72時間以内の服用 マドンナ(レボノルゲストレル)

| アフターピル | マドンナ |
| 有効成分 | レボノルゲストレル |
| 性交渉後の服用のタイミング | 72時間以内 |
| 避妊成功率 | 約97% |
| 処方先 | 対面診療(一部)・オンライン診療 |
| 値段相場 | 9,000円前後〜 |
マドンナは、ノルレボと同じレボノルゲストレルを有効成分とする緊急避妊薬です。性交後72時間以内に1錠服用するだけで約97%の避妊成功率が期待できます。国内未承認のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合がある点には注意が必要です。
性交後72時間以内の服用 プラノバール(エチニルエストラジオール、ノルゲストレル)

| アフターピル | プラノバール |
| 有効成分 | エチニルエストラジオール、ノルゲストレル |
| 性交渉後の服用のタイミング | 72時間以内 |
| 避妊成功率 | 約80% |
| 処方先 | 対面診療(一部)・オンライン診療 |
| 値段相場 | 6,000円前後〜 |
プラノバールはエチニルエストラジオールとノルゲストレルを有効成分とする、ヤッペ法の緊急避妊薬です。2回に分けて計4錠を服用します。避妊成功率はレボノルゲストレル法より低めですが、6,000円前後と比較的安価です。なお、日本国内で承認されているため医薬品副作用被害救済制度の対象となります。
性交後120時間以内の服用 エラ(ウリプリスタール酢酸)

| アフターピル | エラ |
| 有効成分 | ウリプリスタール酢酸 |
| 性交渉後の服用のタイミング | 120時間以内 |
| 避妊成功率 | 約98.9% |
| 処方先 | 対面診療(一部)・オンライン診療 |
| 値段相場 | 12,000円前後〜 |
エラはウリプリスタール酢酸を有効成分とする緊急避妊薬で、性交後120時間(5日間)以内に服用できるのが最大の特徴です。避妊成功率は約98.9%と高水準です。国内未承認のため産婦人科への来院・オンライン診療・個人輸入での入手となり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
| 種類別の値段を見ると、120時間以内に服用することで一定の避妊効果が得られるエラが11,500円〜と最も高いことが分かります。 日本製のレボノルゲストレル法のアフターピルは値段に差がありますが9,000円前後で購入が可能です。 ヤッペ法のプラノバールは6,000円程度となっていますが、中には4,000円程度で購入できるものもあります |
| ソクピル | アフピル |
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| 72時間有効:8,800円〜 120時間有効:16,500円〜 |
72時間有効:8,580円〜 120時間有効:13,200円〜 |
| ・診察料:0円* ・送料:750円〜 ・24時間診療対応(土日祝診察) |
・診察料:0円** ・送料:550円〜 ・24時間診療対応(土日祝診察) |
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緊急避妊薬は主に3種類がある
| 種類 | ヤッペ法 | レボノルゲストレル法 | エラ(海外製) |
|---|---|---|---|
| 主な緊急避妊薬 | プラノバール錠 | ノルレボ錠 レボノルゲストレル錠 | ウリプリスタル酢酸塩 |
| 服用 | 計4錠(2錠服用後、12時間後に2錠服用) | 1回1錠 | 1回1錠 |
| 服用後24時間以内の避妊成功率 | 77% | 95% | 99% |
| 服用後48時間以内の避妊成功率 | 36% | 85% | 99% |
| 服用後72時間以内の避妊成功率 | 31% | 58% | 98.9% |
| 服用後120時間以内の避妊成功率 | – | – | 98.9% |
参考:平成28年度日本産科婦人科学会緊急避妊法の適正使用に関する指針
1999年に承認されたヤッペ法では、性行為後72時間以内に2回に分けてピルを服用します。
レボノルゲストレル法が発表されるまでは緊急避妊薬の主流だったヤッペ法ですが、吐き気や嘔吐などの副作用が見られることが問題視されていました。
2011年に新たらしく承認されたレボノルゲストレル法は、72時間以内に1回ピルを服用するだけで効果が期待できます。
ヤッペ法よりも避妊成功率が格段に高く、副作用も軽いことから、現在は緊急避妊薬の第一選択として推奨されています。
エラ(ウリプリスタル酢酸塩)は国内未承認
「エラ」(ella)は、ウリプリスタール酢酸を主成分とする緊急避妊薬のブランド名です。 ヨーロッパやアメリカなどで広く承認されており、性交後最大120時間(5日間)以内の服用で妊娠を予防することができます。
日本国内では、エラ(ウリプリスタール酢酸)は正式に承認されていないため、通常の病院で処方されることはありません。
性交後72時間以内と120時間以内のアフターピルの値段には違いがある
| レボノルゲストレル | ウリプリスタール酢酸(エラ) |
|---|---|
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| 72時間以内に服用するタイプ(レボノルゲストレル) | 120時間以内に服用するタイプ(ウリプリスタール酢酸) |
| 性交後72時間以内に摂取することが推奨されるタイプ。 | 性交後120時間以内でも効果を期待できるタイプ。72時間以降でも使用できるため、状況に応じて選ばれることが多い。 |
| 比較的安価な傾向があり、一般的には8,000円〜15,000円程度が目安。 | 新しいタイプであるため、少し高めで、12,000円〜20,000円程度が目安。 |
アフターピル格安の落とし穴!個人輸入代行通販は避けた方が良い?
| 個人輸入代行通販 | 3000円前後 |
海外の医薬品を購入する方法として、個人輸入代行の通販サイトを利用するケースがあります。これらのサイトでは日本よりも安い価格で販売されていることが多く、診察や処方箋なしで注文できるという手軽さがあります。
しかし、個人輸入で販売されている医薬品にはいくつかの注意点があります。
偽造薬や品質不明の医薬品が含まれる可能性
海外の通販サイトの中には、正規品ではない医薬品が流通しているケースもあると報告されています。成分量が異なる薬や品質が確認できない薬が届く可能性もあります。
副作用や体調トラブル時の医療サポートが受けられない
個人輸入の場合、医師の診察を受けずに薬を服用することになります。副作用が起きた場合や体調に不安がある場合でも、適切な医療サポートを受けにくい点に注意が必要です。
医薬品副作用被害救済制度の対象外
個人輸入で購入した医薬品による健康被害は、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
そのため、緊急避妊薬を使用する場合は、産婦人科やオンライン診療など医療機関を通じて処方を受ける方法が一般的に推奨されています。
どっちがいい?産婦人科とオンラインクリニックの比較
ヤッペ法の相場は6000円〜、レボノルゲストレル法の相場は8,000円〜となります。
レボノルゲストレル法は避妊成功率が高く、副作用が軽減されていることもあり、値段の相場が高いのが特徴。ヤッペ法と3,000円以上の差があることが分かります。
また診察料の値段は様々。無料のクリニックも多数ありますので、クリニックのサイト等でよく確認しましょう。 オンラインでの処方を受け付けている産婦人科もありますので、急ぎの場合はオンラインの活用もおすすめです。
| 産婦人科来院診療で処方 | オンライン処方 | |
| 診察料 | 無料~3,300円 | 無料~1,650円 |
| ヤッペ法の値段相場 | 6,000円前後〜 | 6,000円前後〜 |
| レボノルゲストレル法の値段相場 | 8,000円前後〜 | 9,000円前後〜 |
| 健康保険適用 | なし | なし |
アフターピルは保険適用なし!適用されるケースは?
現在の日本において、アフターピルは保険適用外です。
理由はアフターピルが「怪我や病気の治療を目的とした薬」ではないためです。診察料と薬代は保険適用外となり、全額自己負担で支払わなければなりません。
一方でピルが保険適用になるケースもあります。一般的に「ピル」と呼ばれる低用量ピルを、避妊目的ではなく「治療目的」で服用する場合です。低用量ピルは、子宮内膜症や月経困難症、月経不順などの治療にも使用されているのです。
【2026年制度変更】アフターピルは薬局で購入できる?
アフターピルは、性行為後できるだけ早く服用するほど避妊成功率が高くなる緊急避妊薬です。2026年2月2日から、日本でも条件付きで薬局でアフターピルを購入できる制度が開始されました。
これまで日本では医師の処方箋が必須でしたが、現在は厚生労働省が指定した薬局であれば、薬剤師の説明を受けたうえで購入できる場合があります。
ただし、海外のように誰でも自由に購入できるわけではなく、対象薬局や販売方法には一定の条件があります。
薬局でアフターピルを購入するための条件
主な条件は次の通りです。
指定された薬局でのみ購入できる
アフターピルはすべてのドラッグストアや薬局で購入できるわけではなく、厚生労働省が公表している「緊急避妊薬の販売が可能な薬局」でのみ取り扱われています。
薬剤師による対面での説明が必要
購入する際は、薬剤師から服用方法や副作用、注意点などについて対面で説明を受ける必要があります。
安全に使用するため、オンライン販売やセルフ購入は認められていません。
健康状態などの確認が行われる
薬剤師は購入希望者に対して、次のような内容を確認することがあります。
- ・最後の性行為の時間
- ・現在の体調
- ・服用している薬
- ・妊娠の可能性
状況によっては、医療機関の受診をすすめられる場合もあります。
アフターピルはドラッグストアでも買える?
-
現在、日本で薬局販売されているアフターピルは「要指導医薬品」として取り扱われています。
-
購入できるのは、厚生労働省が公表している「緊急避妊薬の販売が可能な薬局」に限られており、購入時には薬剤師による対面での説明や健康状態の確認などが行われます。
海外のように一般用医薬品(OTC)として自由に購入できる国もありますが、日本では安全性や運用体制を踏まえた制度のもとで販売されています
調剤併設店舗を中心に、以下のようなドラッグストアチェーンの薬局が対象となっている場合があります。 -
<アフターピルが購入できるドラッグストアの一部を紹介>
- ・ツルハドラッグ(調剤併設店舗など一部)
- ・スギ薬局(調剤併設店舗など一部)
- ・マツモトキヨシ(調剤薬局併設店舗など一部)
- ・ウエルシア薬局(調剤併設店舗など一部)
- ・アイン薬局などの調剤薬局
ただし、すべての店舗で販売しているわけではありません。最新の対象薬局は厚生労働省の公開リストで確認する必要があります。 - 参考:要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧
-
薬局で買うといくら?
約7,480円程度が参考価格です。
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海外のアフターピル(レボノルゲストレル)の販売状況
海外には日本よりも安く、薬局で購入できる国が多くあります。日本では長年、医師の診察と処方がなければアフターピルを入手できませんでしたが、2026年2月からは条件付きで薬局販売の制度が開始されました。
ただし、海外のように誰でも自由に購入できるわけではなく、厚生労働省が指定した薬局で、薬剤師の説明を受けたうえで購入できる仕組みとなっています。
緊急避妊薬の承認状況
レボノルゲストレルを有効成分とする緊急避妊薬は、海外では一般用医薬品(OTC)として薬局で購入できる国が多くあります。
例えば、イギリス、ドイツ、フィンランド、インド、アメリカなどでは、薬局で購入できる仕組みが整備されています。ただし、販売方法や年齢制限は国ごとに異なり、薬剤師の説明を受けて購入する国や、年齢条件が設けられている国もあります。
| アフターピル(レボノルゲストレル)の承認 | 主な国 | 年齢制限 |
|---|---|---|
| 一般医薬品として販売(薬局で購入可能) | イギリス | 基本なし(薬剤師判断) |
| ドイツ | なし | |
| フィンランド | なし | |
| インド | なし | |
| アメリカ | なし |
各国の緊急避妊薬の値段
続いて、各国の価格を見てみます。海外ではアフターピルが一般用医薬品として販売されている国も多く、数百円〜数千円程度で購入できるケースがあります。
一方、日本では7,000円〜20,000円程度が相場とされており、海外と比較すると高額な傾向があります。
日本
7,000円前後〜20,000円程度
諸外国
イギリス、ドイツ、フィンランド、インド、アメリカ、シンガポール、韓国
数百円〜6,000円以下
アフターピルの値段についてのまとめ
日本での費用は7,000円前後〜20,000円程度が目安で、薬の種類や購入方法によって価格が異なり、保険適用外のため原則自己負担となります。
2026年2月からは条件付きで薬局でも購入できる制度が始まりましたが、対象薬局や販売方法には一定の条件があります。費用や入手方法を事前に確認しておくことが大切です。





















