アフターピルの値段は?72時間・120時間以内服用の相場比較も | 山口あきこクリニック

アフターピルの値段は?72時間・120時間以内服用の相場比較も

2025.07.19
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避妊の失敗や望まない性行為後の緊急避妊薬であるアフターピル。 性行為から服用までの時間が短いほど、避妊率が高くなります。

いざというときに必要なアフターピルですが、値段の相場が気になるところ。 実は日本は海外と比べて値段が高く、6,000円~20,000円ほどかかります。

この記事では保険適用の有無を交えながら、値段について詳しく解説していきます。 薬局で購入する場合の注意点も解説しますので、参考にしてみてください。

緊急避妊薬アフターピルは通常のピルより高い?

アフターピルはクリニックでの来院診療での処方の他、オンライン診療で処方を受けることができます。

しかし、オンライン処方ができるようになったのは2019年からのこと。それまでは産婦人科にて診療を受ける以外、購入できる方法はありませんでした。

少しずつ手に入れやすくなったアフターピルですが、金額はあまり手頃とは言えません。 フランスでは薬局にて800円で購入できると言われますが、日本では一般医薬品として承認を受けていないこともあり6,000~20,000ほどです。

定期的に服用するものではありませんが、通常のピル(低用量ピル)よりもかなり高額であると言えるでしょう。

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診察時間
・初診OK・当日診察
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*別途、システム使用料3,300円

緊急避妊薬は主に3種類がある

種類 ヤッペ法 レボノルゲストレル法 エラ(海外製)
主な緊急避妊薬 プラノバール錠 ノルレボ錠 レボノルゲストレル錠 ウリプリスタル酢酸塩
服用 計4錠(2錠服用後、12時間後に2錠服用) 1回1錠 1回1錠
服用後24時間以内の避妊成功率 77% 95% 99%
服用後48時間以内の避妊成功率 36% 85% 99%
服用後72時間以内の避妊成功率 31% 58% 98.9%
服用後120時間以内の避妊成功率 98.9%

参考:平成28年度日本産科婦人科学会緊急避妊法の適正使用に関する指針

1999年に承認されたヤッペ法では、性行為後72時間以内に2回に分けてピルを服用します。

レボノルゲストレル法が発表されるまでは緊急避妊薬の主流だったヤッペ法ですが、吐き気や嘔吐などの副作用が見られることが問題視されていました。

2011年に新たらしく承認されたレボノルゲストレル法は、72時間以内に1回ピルを服用するだけで効果が期待できます。

ヤッペ法よりも避妊成功率が格段に高く、副作用も軽いことから、現在は緊急避妊薬の第一選択として推奨されています。

エラ(ウリプリスタル酢酸塩)は国内未承認

「エラ」(ella)は、ウリプリスタール酢酸を主成分とする緊急避妊薬のブランド名です。 ヨーロッパやアメリカなどで広く承認されており、性交後最大120時間(5日間)以内の服用で妊娠を予防することができます。

日本国内では、エラ(ウリプリスタール酢酸)は正式に承認されていないため、通常の病院で処方されることはありません。

アフターピルの値段相場は?

アフターピル種類別の値段相場

種類 ノルレボ(日本製) ノルレボ(海外製) マドンナ プラノバール エラ
レボノルゲストレル法 レボノルゲストレル法 レボノルゲストレル法 ヤッペ法  –
有効成分 レボノルゲストレル1.5mg レボノルゲストレル0.75mg レボノルゲストレル1.5mg エチニルエストラジオール ノルゲストレル ウリプリスタル酢酸エステル30mg
性交渉後の服用のタイミング 72時間以内 72時間以内 72時間以内 72時間以内 120時間以内
避妊成功率 約97% 約97% 約97% 約80% 約98.9%
来院診療での処方の値段 9,000円前後〜 7,000円前後〜 6,000円前後〜
オンライン処方の値段  9,000円前後〜 7,000円前後 〜 9,000円前後〜 6,000円前後〜  12,000円前後〜

来院診療とオンラインではほとんど金額に差は見られません。

性交後72時間以内の服用 ノルレボ(レボノルゲストレル)日本製

値段相場 9,000円〜16000円前後

性交後72時間以内の服用 ノルレボ(レボノルゲストレル)海外製

値段相場 7,000円〜15000円前後

ノルレボの値段比較一覧

購入場所 最安の値段
オンラインクリニック 9000円〜
オオサカ堂 2,261円~
薬の通販オンライン 3,280円〜
お薬通販部 4,300円〜
お薬なび 2,625円~
つるかめ薬局 4,300円〜
アイジェネリックストアー 3,440円~

性交後72時間以内の服用 マドンナ(レボノルゲストレル)

値段相場 9,000円〜15000円前後

マドンナ(レボノルゲストレル)の値段比較一覧

購入場所 最安の値段
オンラインクリニック 9,000円〜
オオサカ堂 508円~
薬の通販オンライン
お薬通販部 1,710円〜
お薬なび 945円~
つるかめ薬局 1,500円〜
アイジェネリックストアー 1,450円~

性交後72時間以内の服用 プラノバール(エチニルエストラジオール、ノルゲストレル)

値段相場 6,000円〜10,000円前後

プラノバールの値段比較一覧

購入場所 最安の値段
オンラインクリニック 6,000円〜
オオサカ堂 900円~
薬の通販オンライン 2,080円〜
お薬通販部 2,470円〜
お薬なび 1,700円〜
つるかめ薬局 1,420円〜
アイジェネリックストアー 2,100円~

性交後120時間以内の服用 エラ(ウリプリスタール酢酸

値段相場12,000円〜20,000円前後

エラの値段比較一覧を見る

購入場所 最安の値段
オンラインクリニック 11,500円〜
オオサカ堂 3,728円~
薬の通販オンライン 5,980円〜
お薬通販部 5,690円〜
お薬なび 4,200円~
つるかめ薬局 4,950円〜
アイジェネリックストアー 4,550円〜
日本国内で購入(処方)の場合
種類別の値段を見ると、120時間以内に服用することで一定の避妊効果が得られるエラが11,500円〜と最も高いことが分かります。 日本製のレボノルゲストレル法のアフターピルは値段に差がありますが9,000円前後で購入が可能です。 ヤッペ法のプラノバールは6,000円程度となっていますが、中には4,000円程度で購入できるものもあります
ソクピル クイックピル エミシアクリニック
エミシアクリニック
レボノルゲストレル
レボノルゲストレル レボノルゲストレル
72時間有効 72時間有効 72時間有効
お薬代:8,800円〜 お薬代:8,580円〜 お薬代:8,788円〜
ウリプリスタール酢酸 ウリプリスタール酢酸 ウリプリスタール酢酸
120時間有効
120時間有効 120時間有効
お薬代:16,500円 お薬代:16,280円 お薬代:15,950円
即日・全国配送OK 即日・全国配送OK 即日・全国配送OK
診察時間
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診察時間
・初診OK・当日夜間
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*別途、システム使用料3,300円

性交後72時間以内と120時間以内のアフターピルの値段には違いがある

レボノルゲストレル ウリプリスタール酢酸(エラ)
72時間以内に服用するタイプ(レボノルゲストレル) 120時間以内に服用するタイプ(ウリプリスタール酢酸)
性交後72時間以内に摂取することが推奨されるタイプ。 性交後120時間以内でも効果を期待できるタイプ。72時間以降でも使用できるため、状況に応じて選ばれることが多い。
比較的安価な傾向があり、一般的には6,000円〜15,000円程度が目安。 新しいタイプであるため、少し高めで、12,000円〜20,000円程度が目安。

アフターピル格安の落とし穴!個人輸入代行通販は避けた方が良い?

モーニングアフターピル(ノルレボ)の平均相場
 
個人輸入代行通販 3000円前後

海外の様々な薬が購入できる手段に個人輸入代行の通販サイトがあります。これらの通販サイトは日本よりも安い値段で販売されており、診察や処方箋なしで手軽に購入できるメリットもあります。

しかし、品質や安全性の保証がないため適切な服用量や副作用への対応が難しく、健康リスクが高まる恐れがあるので安易に手を出すのはおすすめできません。

それに加え、通販の場合輸入になるので、手元に届くまでに2週間前後かかるので、緊急を要するアフターピルには不向きといえます。

どっちがいい?産婦人科とオンラインクリニックの比較

ヤッペ法の相場は6000円〜、レボノルゲストレル法の相場は8,000円〜となります。

レボノルゲストレル法は避妊成功率が高く、副作用が軽減されていることもあり、値段の相場が高いのが特徴。ヤッペ法と3,000円以上の差があることが分かります。

また診察料の値段は様々。無料のクリニックも多数ありますので、クリニックのサイト等でよく確認しましょう。 オンラインでの処方を受け付けている産婦人科もありますので、急ぎの場合はオンラインの活用もおすすめです。

  産婦人科来院診療で処方 オンライン処方
診察料 無料~3,300円 無料~1,650円
ヤッペ法の値段相場 6,000円前後〜 6,000円前後〜
レボノルゲストレル法の値段相場 8,000円前後〜 9,000円前後〜
健康保険適用 なし なし

産婦人科での処方のメリットとデメリット

メリット

直接診察

産婦人科医による診察が受けられるため、体調や服用に関する詳細なアドバイスが得られる。

信頼性

医師の指導のもと、正規品の処方を受けられるため、安全性が高い。

その他のケア

受診時に他の婦人科系の相談や、継続的なケアを受けられる可能性がある。

デメリット

予約が必要

予約が必要な場合が多く、すぐに診察できない可能性があります。

移動の手間

診療所までの移動が必要で、特に地方にいる場合には不便。

診察費用

薬代だけでなく、診察費もかかるため、オンラインクリニックに比べて費用が高いこともあります。

オンラインクリニックでの処方のメリットとデメリット

メリット

予約の手軽さ

自宅からスマートフォンやパソコンで診察・処方が可能で、時間や場所を選ばずに利用できる。

迅速な対応

多くのオンラインクリニックは24時間、又は深夜まで対応しており、すぐに診察を受け最短で処方・郵送してもらえる。

プライバシーの保護

周囲の目を気にせず利用できる。

デメリット

診察の限界

画面越しでは、直接の対面診察に比べて詳細な診察が難しい。

専門性のばらつき

オンラインクリニックの中には婦人科専門外の医師が対応する場合がある。

緊急時の対応

緊急事態や重篤な副作用が発生した場合、すぐに対面診察が受けられないことがある。

アフターピルのように「すぐに処方してほしい」、「この時間では近くのクリニックがやっていない」など緊急を要する状況では、オンライン診療の方が効率的だと言えます。

アフターピルは保険適用なし!適用されるケースは?

現在の日本において、アフターピルは保険適用外です。

理由はアフターピルが「怪我や病気の治療を目的とした薬」ではないためです。診察料と薬代は保険適用外となり、全額自己負担で支払わなければなりません。

一方でピルが保険適用になるケースもあります。一般的に「ピル」と呼ばれる低用量ピルを、避妊目的ではなく「治療目的」で服用する場合です。低用量ピルは、子宮内膜症や月経困難症、月経不順などの治療にも使用されているのです。

アフターピルは薬局で購入できる?

アフターピルは性行為後に少しでも早く服用することで、避妊成功率が高くなる薬です。近くの薬局で簡単に購入することが出来れば、不安も軽減されますよね。

結論、アフターピルは薬局でも購入可能ですが、必ず「医師の処方箋」が必要になります。 事前に医療機関の診察を受けない限り、薬局で購入することはできないのです。

日本では医療機関で発行される処方せんが必要!

薬局でも購入できるアフターピルですが、必ず医療機関で発行される処方箋が必要になります。 海外の多くの国では、薬局で処方箋なしに購入できる場合がありますが、日本では医師の診察が必須なのです。

アフターピルを購入したい場合には、まずは産婦人科の対面診療またはオンライン診療を受けましょう。 病院やクリニックは時間に制約もあるため、なるべく早めの受診が大切です。

処方せんがあれば購入できる薬局

  • マツモトキヨシ(一部店舗除く)
  • ツルハドラック(一部店舗除く)
  • スギ薬局(一部店舗除く)
  • カメイ調剤薬局(一部店舗除く)
  • コスモス薬局(一部店舗除く)

【アフターピルの値段を比較】緊急性を要する場合はレボノルゲストレル法のオンライン処方がおすすめ!

アフターピルの値段は、お薬の価格だけでなく診察料送料もチェック!

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※価格は税込表記です

クリニック名 最安値 72時間以内 120時間以内 診察料 送料 最短の発送 副作用への考慮 診察時間

ソクピルク

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8,800円(税込)~ レボノルゲストレル 8,800円(税込) レウリプリスタール酢酸エステル 16,500円(税込) 0円 ※システム利用料3,630円 825円 当日発送、翌日到着 エクスプレス便の場合は最短1時間**   ・初診OK
・当日診察OK
・受付時間:24時間
クイックピル
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8,580円(税込)~ レボノルゲストレル 8,580円(税込) レウリプリスタール酢酸エステル16,280円(税込) 0円 ※システム利用料3,300円  825円 当日発送、翌日到着 エクスプレス便の場合は最短1時間** ・初診OK
・当日診察OK
・受付時間:24時間 
エミシアクリニック
エミシアクリニック
8,788円(税込) マドンナ 8,788円(税込) エラ 15,950円(税込) 750円 750円 当日発送・翌日到着 超特急便は最短1時間で到着** 吐き気止めの処方あり(無料) ・初診OK
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・受付時間:24時間

エニピル
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10,978円(税込)~ レボノルゲストレル 10,978円(税込) エラ 10,978円(税込
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クリニックフォア

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あしたのクリニック
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8,800円(税込)~ マドンナ 8,800円(税込) エラ 13,750円(税込 0円 1,000円 当日発送・翌日到着 エクスプレス配送は最短1時間で到着** ・初診OK
・当日診察OK
・夜間診察OK
・受付時間:24時間
MYPILL
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10,978円(税込)~ レボノルゲストレル 10,978円(税込)
ノルレボ 12,078円(税込)
プラノバール 4,378円(税込)
エラ 10,978円(税込)~ 1,650円 770円 当日発送・翌日到着 当日バイク便は最短1時間で到着** ・初診OK
・当日診察OK
・8:00〜20:00 土日祝OK
オーロラクリニック
オーロラクリニック
8,900円(税込)~ マドンナ 8,900円(税込)
レボノルゲストレル 9,800円(税込)
ノルレボ 12,000円(税込)
エラ 12,000円(税込) 0円 550円 当日発送・翌日到着 当日バイク便は最短30分で到着** 吐き気止めの処方あり(別費用)  ・初診OK
・当日診察OK
・ 受付時間:24時間 
特急ピル
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8,800円(税込)〜 8,800円(税込)〜 13,750円(税込)〜 0円 1,100円 当日発送・翌日到着 特急配送は診療後 東京23区内最短30分以内で到着** ・初診OK
・当日診察OK
・ 受付時間:24時間 
イースト駅前クリニック 12,000円(税込)〜 レボノルゲストレル 12,000円(税込)
ノルレボ 15,000円(税込)
0円 500円 当日発送、翌日到着 ・受付時間:10:00〜
14:00 / 15:00〜19:00

*担当医師の都合により、診療できない時間帯が生ずることがあります。 **バイク便・エクスプレス配送・超特急便の利用はエリア限定、別途バイク便費用が発生します。 ***エリアによっては最短2日間必要になります。 ****配送料はお薬代に含まれます。

海外のアフターピルは日本より安い?処方せんなしで販売される国も

海外には日本よりもずっと安く、薬局で簡単に購入できる国が多くあります。

実は日本は「アフターピル後進国」と呼ばれているのです。その理由は、医師の診察がなければ購入できず、値段も数千円から1万円程度と高額であるためです。

厚生労働省は、世界7か国における緊急避妊薬のあり方とその周辺情報を調査しました。

処方箋なしで薬剤師による販売が可能な4か国、OTC化がされているアメリカ、処方箋が必要な2か国の合計7か国で、販売状況や使用状況を比較しています。

a. 処方箋なしで薬剤 師による販売がされ ている国 a-1. 薬剤師の関与が必要な国 イギリス
ドイツ
フィンランド
a-2. 薬剤師以外の医療従事者も販売が可能な国 インド
b. OTC化がされている国   アメリカ
c. 処方箋が必要である国   シンガポール
  韓国*

参考:緊急避妊薬に関する海外実態調査

調査項目

A. 販売状況
① 緊急避妊薬の承認状況
② 緊急避妊薬の位置づけ
③ 緊急避妊薬の販売時の取り扱い
ア.対面販売
イ.薬剤師・薬局の役割・義務
ウ.ネット販売
④ 未成年等への販売時の対応、虐待・性暴力被害が疑われる場合 の対応等

B. 使用状況・効果・影響等
①緊急避妊薬の使用状況
ア.使用状況
イ.影響・効果
②緊急避妊薬の使用に関する事故・問題発生状況

C. 背景・周辺状況等
① 医療・行政サービス等へのアクセス状況
② 緊急避妊薬以外の避妊方法
③ 宗教・信条・文化等の社会的な背景
④ 性教育の状況
*:韓国は調査項目「A-①緊急避妊薬の承認状況」のみリサーチをした

緊急避妊薬の承認状況

レボノルゲストレルの承認状況を見ると、イギリス、ドイツ、フィンランド、インド、アメリカでは「一般医薬品」として、薬局で購入できることが分かります。

イギリスは16歳以上と年齢制限がありますが、その他の国では制限がなく、何歳でも購入することが可能です。 日本では一般医薬品としての承認は受けていないため、処方箋がなければ購入することができません。

レボノルゲストレル法の承認状況

アフターピル(レボノルゲストレル)の承認 主な国 年齢制限
一般医薬品として販売 (薬局で購入できる) イギリス 16歳以上
ドイツ なし
フィンランド なし
インド なし
アメリカ なし

各国の緊急避妊薬の値段

続いて、各国の値段を見てみます。他国が約6,000円以下で購入が可能である一方、日本は最高値で20,000円前後と高額であることが分かります。つまり、日本では他国よりも2倍以上の値段になっているのです。

日本では医師の診察が必須であることから購入までに時間がかかり、さらに値段も高額。

アフターピルを必要な方が、必要なタイミングで手軽に手に入れるのが難しい状況と言えるでしょう。

主な国 値段(処方箋薬もしくはOTCいずれかにおいて)
日本 6,000円〜20,000円以内
イギリス 約6,000円以下
ドイツ
フィンランド
インド
アメリカ
シンガポール
韓国

アフターピルの値段についてのまとめ

早めに服用することで、望まない妊娠を避けることのできるアフターピル。

薬の種類にもよりますが、日本でのアフターピルの相場は6,000円~20,000円程度です。 産婦人科やクリニックよっては薬代の他、初診料や送料がかかる場合もありますので、よく確認しましょう。

保険適用外であるため、薬代や診察料を全額自己負担する必要があります。

また薬局での購入も可能ですが、必ず医師の処方箋が必要です。 薬局で一般医薬品として購入できる海外と比べると、日本のアフターピル代は高額な傾向にあると言えるでしょう。

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